2010年2月26日金曜日

それは,心を亡くすこと

最近,忙しいなかで,いろいろな失敗をやってしまったり,やらなければいけない仕事に手をつけられなかったりと,いろいろな人に迷惑かけ,また不愉快な思いをさせてしまいました.

今朝,一緒に仕事をしてくれている人から,私の言動に「相手を尊重していない」「軽ろんじていてる」という態度が表れていると言われてしまいました.もちろん自分ではそんなつもりはなかったのですが,自分自身のこれまでの行動を振り返ってみて,そういうことがたくさんあったなぁと反省しています.

「忙」という漢字は,「心」を「亡」くすと書きます.なので私はこれまで,努めて「忙しい」という言葉を使うことを避けてきました.しかし,それは忙しさのあまり心を亡くしている自分に目を背けていただけなのかも知れません.

昨日の記事に書いたマネジメントの話でいえば,「マネジメント」の手法についてはそれなりに研究していたつもりでした.その反面,メンバーとの信頼関係を築くというもっとも基本的な「心」の部分が,どうやら抜けてしまったいたようです.戦略があってもそこに「心」がなければマネジメントなんてできるわけがない,そういう当たり前のことすら忘れていました.

また,頼まれていた仕事が「心」から抜けていたり,やらなければ行けない仕事があるのに「心」ここにあらずの状態が続いていたり,おかげで多くの人に迷惑をかけてしまいました.

自分自身のメンタルヘルス管理としてここしばらく私は,どんなに仕事が溜まっていても,徹夜をせず,趣味の料理を作ったり,好きなお酒を飲んだりして「心」を休ませるようにしてきました.また,「心」が苦しいときは何人かの方に話を聞いてもらって,「心」を守るようにしてきまいた.しかし,「心」を休ませたり守ったりする一方で,私は「心」が必要な場面でそれを使うための努力を忘れていました.

この記事を読んで不快に思う人がいるかも知れません.また,ここにもっともらしい反省文を書いたところで,すぐにそれが直るわけでもないでしょう.しかし,文章を書くことは自分自身を見つめ直すことになります.また,いくつかの理由があって私の対人コミュニケーション能力には欠陥があるので,不特定に向けた演説や文章という形でしか自分をうまく表現できません.

また,このような私の有様にもかかわらず,あえて厳しいことを言ってくれる人がまだいるというのは,ありがたいことです….

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